千葉アクアラインマラソン2016~本番~

2016年11月9日

いよいよ当日の朝になりました。

まあ、快晴でした!
ホテルから会場へは、バスで送って頂きました。
確か、軽く目を閉じたような。なんせ号砲は10時。
ホテル出発は7:00でした。6時間かけて16時まで走るとすれば、まだテンションを上げるには早すぎます。

着替えは済んでいました。空いている第二更衣室となっているテニスクラブのラウンジで、
ゆーーーーっくり朝ごはんを食べさせて頂きました。
そこから歩いて15分ほどで、荷物の預け場所です。
ストレッチもじっくり、荷物も軽くなりました。
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そこから、スタート地点までもう1kmくらいは歩きました。
実は手荷物預かり所に行くまでの間で、うっすら足の痛めたところが、痛くなってきていたのです。
「ロキソニン・・」はなく。(それほどの痛みなら走らないようにしよう、と心に決めて自宅に置いてきていました。)
なんとかかんとか、ドーパミンでまやかしながら、スタート地点に向かいます。
10時の号砲までの間に写真撮影、補給、トイレなどを済ませました。
しかし、痛かった。はっきり言って、1km走れたらもういいんじゃないか。
でもそこでどうやってリタイアしたらいいんだろう。そんなことばかり考えていました。
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いよいよ、スタート。写真を撮っていたら、「スタート地点での写真撮影は禁止でーす!」とのアナウンスが。
ごめんなさい。としまいましてランニングアプリをオン。
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最初はやはり人のかたまりでした。
市街地を続々とランナーが進みます。 沿道の応援も充実、ノリノリです。

私たちは、5時間の予想時間の位置から走り出しました。過去の大会の経験から、後から抜くことが左右の反復運動を生み、足に負荷をかけることが分かっていたからです。それにしてもたくさん抜かされました。最初はペースを落として、6:50~7:20くらいで完走しよう、というような作戦だったのですが、1km目も、2km目も7:30だったときは、さすがに「関門」が頭をチラつきました。

最初に、1kmの表示を見たときは、
「あんなに足が痛かったのに何とか走ることができた。もう1km頑張ろう。」などと手を拝みながら、はしっていました。

集団の力で、意外に順調に走ることができて、5kmくらいで給水をしました。
そこから、ケイコさんと「少しペースを上げようか。」と話しました。
しかし、ペースを少し上げると一気に足の痛みが増しました。
右足の痛みをかばっている左足にも負荷がかかっているのがわかりました。
7:00/kmにすると、もうあと1kmも走れない程になるのです。やむを得ず、7:30で走るしか、選択肢はありませんでした。
ベストな時では、6:40~6:50/kmで走っていたので、思うようにいかない自分の体に苛立ちつつも、その状態なりの完走を目指していました。

 

いよいよアクアライン

 

アクアラインの入り口は、9km地点。

まずはここが1つ目の目標でした。
高速道路であるため、登りがあることは辛かったですが、その前にチョコパンと給水所があり、運営の優しさを感じました。
「ここまで来れた!痛くてもアクアラインは楽しむぞ。」と心に決めました。

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アクアライン上では、ランナー皆同じ気持ち。「こんなところ走ることができるなんて、幸せ!」です!
思い思いに写真を撮っていましたね。

 

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なんとか、ペースを乱さないように撮影をしました。
海ほたるまでの間にもアップダウンがありました。心配していた横風はあまりなく、気になりませんでした。
単調ですが、ずっとケイコさんと一緒だからただひたすら前に進むことができました。

おっと、この標識も撮りたいな、と足を止めずに走ったらこんなに真下から(笑
アクアラインを走ることができるのは、ともかく2年に1度のこの日だけなのです。
幸せでした。
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13km地点の海ほたる

 

ここで初めて、リアルに 関門 を意識しました。

ここは、給水所でもあるのですが、第2関門でもあり、大型バスが6台ほど待機していました。

うう。こわい。実はこの時点で相当足が痛く、リタイアも考えていました。
制限時間まで、「あと13分」とありました。ともかく、7:30で走り続ければゴールすることはできる。
追い立てられるのは怖いけれども、まだあと少しケイコさんと走りたい。

そう思って迷いながらも、海ほたるを後にしました。

海ほたるを出てまた高速に戻るときは登りです。
登りは結構好きなのですが、そこでも、どうにもならない痛みを感じていました。

「ごめんよ・・ケイコさん、先に行って。頑張って!!私はもうどこかでリタイアするよ。応援しているから!!ゴールで待っているね。」

このままのペースに突き合せたら、ケイコさんも完走できなくなる。苦渋の判断でした。
ここからは、いつレースをリタイアしよう。
そればかりが頭にありました。

 

17km地点

 

ここに「関門」の表示がありました。スタッフの方に、「足がどうしても痛いので、リタイアするとしたらここでバスを待てばいいですか?」と聞きました。そうすると、スタッフの方は、「あとまだ7分あるからアクアライン降りたところまで歩いてでも行ってみたら?」と言ってくださりました。
「ええーもう、ほんと、痛いんだけど。」そう思いながらも、救護も何もなく日差しが強いだけの海ほたるでボーっと待つのもなんだかなぁ、と思って、「あ、ハイ、そうですね、行ってみます。」とあと2km先の高速出口を目指すことにしました。

この大会は、ハーフマラソンも同時開催。
スタート当初は、うっすら、ハーフの距離か、海ほたるの終わり、19kmまで走ることができたら上出来。
そう思っていました。

しかし、痛い。歩きだしてみました。
でも、歩いても痛い。そうならば走ろう。そう思って、痛みを堪えて走り続けました。

 

19km関門

 

結局ペースはあまり変わらなかったみたいで、制限時間まではまだ余裕がありました。

でも、足が限界だった。ここで終わりにしよう。素直にそう思えました。半分しか楽しめないことに、涙もジワリしました。
とはいえ、この痛みの中で、アクアラインマラソンのメインであるアクアラインを走り終えた自分を、「あの1週間前のことを思えば、上出来じゃないか。」と認めてあげてもいました。

自分で救護所に行き、リタイアしたい旨を伝えました。

「もうすぐ関門を締め切って、そのあとバスが出るからそこまで歩いて、ゴールの場所で救護を受けた方がいいよ。」

そういう風にアドバイスをもらって、800mくらい先のバスの待っているところまで歩いていきました。

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ゴール地点まで無事に運んでいただきました。バスは満席になりました。
私は一番前で、スタッフの女性の方と「本当に素晴らしい大会ですね。運営もしっかりされていて。また来たいです。」と、お話をしました。

手荷物預けのゴールにバスが着くと、まったく痛みが強かったです。

恐る恐る歩いていると、「車いすありますよ!!」と爽やかな中学生が待機して声をかけてくれました。
でも、自分で申し込んでおいて、それに乗るのは恥ずかしく、痛いながらもなんとか歩きました。
(今思うと、人助けをしたという経験も中学生には良いものだったかな??変な維持でした。)

その後、ゴールをさかのぼっていきます。
ゴール地点には、3時間半くらいでゴールして倒れこむ方々が。
AIDや、本格的な救護施設がありました。トリアージも採用されていて、私は緑のリボンを付けられました。

「お名前言えますかー!?」など切羽詰まった声も聞こえて、「ああ、やっぱりマラソンは怖いスポーツだな。」と思いました。

ともかくアイシングをお願いして、30分くらいお世話になりました。
この時、接骨院の院長からも、「上出来でしたね。」とコメントを頂きましたね。

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そこからは、少しだけ痛みがマシになり、1泊分の重たい荷物と参加賞の500mlのお水×3とかを肩にかけ、ヨタヨタ歩きました。
そこで、やさぐれながら、ケイコさんの健闘を祈りつつ、待ちました。

メダルを持った選手たちが歩いてきます。
いいなーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
悔しい。メダルを持ち帰ることができないレースは初めてです。

その後、ケイコさんからも残念なメッセージが。あと少しのところで、37kmの関門に引っかかってしまったそうなのです。
残念・・・・・・、待ちました。スムーズな関門運営もあり、思ったよりも早く2人で合流して、一緒にやさぐれたね。

2人とも完走できず、悔しかったです。
(ちなみに後半は住宅地ばかりで、また高低差もあり、1人だったし気持ち的にも相当辛かったそうです。)

2人の結果はこんな感じです。

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走り込みができない10月に大会を選んでしまったこと
練習距離を甘く見積もってしまったこと
自分たちが30代後半に突入していて、年々体力は落ちていることを甘く見ていたこと

それらを2人して、反省していました。

「悔しいっ!次はどうしようか。」

ようやくたどり着いた、君津の魚民では、そんな話ばかり。

ケイコさんは幸い、12月の湘南国際フルマラソンというリベンジの機会がありました。

私は、この練習不足はすぐに取り返せるものではないと思うのと、足をしっかり治してから臨みたい、という気持ちがありました。

数日後、私たちは4月の「かすみがうらマラソン2017」に申し込もうか、と決めました。

この悔しさ、気づきを、必ずや次に生かしていきます。
今回のレースは実は、女性4人と一緒に申し込んでいました。
ですが、

・寝不足で調整が足らず棄権します
・子供が病気で入院してしまい、棄権します

と2日前に2人から連絡が入りました。

私もケガがマシにならなければ、危うく、ケイコさんは一人になるところでした。

 

スタートを切れたとしても、各年、千葉アクアラインマラソンの完走率は、85%程のようです。

スタートラインに立つこと
走ること
完走すること

どれも、家庭に仕事に両立している30代女子には大変なこと。

その大変さ、体力・筋力・抵抗力が落ちていることも、バッファーとして考慮に入れながら、楽しんで次のマラソンに取り組みたいと思います。

次こそ!!メダル!!

これに懲りずに、反省して、また、あらためてマラソンを楽しみます。
そして、ケイコさん。申し込みを一緒にしてくれた皆さん。皆さんがいたからこそ私はこのチャレンジをすることができました。ありがとう!!

応援してくださった方も、皆様ありがとうございました。

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千葉アクアラインマラソン2016 取り組み~前夜祭

この後は、一週間の安静で無事に治りました。無事に帰ることができて本当に良かったです。
次回はこんな無謀なチャレンジをしないようにしっかり走り込みます。
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